2026年5月のApuraテーマ更新をまとめました。
今月の後半は、v1.3.0で配色の扱いやすさと細かな見た目の整合性を強化しました。あわせて v1.2.2 では WordPress 7.0 への互換性確認、v1.2.1 ではカスタマイザーまわりの微調整、v1.2.0 では投稿・固定ページのタイトル表示機能を拡張しています。継続利用中の方が、どこを見直すとよいか分かるように要点を整理しました。
- 対象バージョン: 1.3.0、1.2.2、1.2.1、1.2.0、1.1.2
- 主な関心ポイント: Primary Contrast カラーの追加、タームバッジとヘッダーメニューの見直し、WordPress 7.0 互換性、タイトルセクションの拡張
今月の更新対象
| バージョン | 位置づけ | 概要 |
|---|---|---|
| 1.3.0 | デザイン改善 | Primary Contrast カラーを追加し、Primary 色背景上の文字色制御を改善。タームバッジとヘッダーメニューのスタイルも調整 |
| 1.2.2 | 互換性確認 | WordPress 7.0 との互換性を確認し、小規模な修正を実施 |
| 1.2.1 | 微調整 | カスタマイザー関連のCSSを修正 |
| 1.2.0 | 機能拡張 | 投稿・固定ページのタイトルセクション設定、Title Position(Standard/Cover)、タイトルのTypography・Color制御を追加 |
| 1.1.2 | 微調整・安定化 | メニュー/サイドバー識別子の整理、サイドバー挙動の見直し、小規模修正 |
変更点ハイライト(v1.3.0)
1. Primary Contrast カラーを追加
v1.3.0では、グローバルカラーに Primary Contrast が追加されました。これまで Primary 色の背景上に載る文字色は固定の白で扱う場面がありましたが、今後は専用のコントラストカラーとして調整できます。
この変更により、ボタン、ページネーション、タームバッジ、トップバーなど、Primary 色を使う要素の文字色をブランドカラーに合わせて設計しやすくなりました。Primary 色を明るめに設定しているサイトでは、以前よりも可読性を確保しやすくなります。
2. タームバッジとヘッダーメニューの見た目を調整
カテゴリーやタグのバッジ表示、ヘッダーメニューまわりのスタイルを見直しました。大きな操作変更ではありませんが、色の切り替わりや視認性が整い、全体のデザインがより自然につながる方向の更新です。
子テーマや追加CSSでタームバッジ、メニューリンク、ホバー色を個別に調整している場合は、見た目が意図どおりか一度確認しておくと安心です。
変更点ハイライト(v1.2.2)
v1.2.2では、WordPress 7.0 への互換性を確認しました。日常的な操作に大きな変更はありませんが、WordPress本体を新しいバージョンへ更新する前提を整えるリリースです。
変更点ハイライト(v1.2.1)
v1.2.1では、カスタマイザー関連のCSSを調整しました。主に表示の安定性を高める微修正で、設定内容そのものが大きく変わる更新ではありません。
変更点ハイライト(v1.2.0)
1. 投稿・固定ページにタイトルセクション機能を追加
v1.2.0では、投稿ページと固定ページに独立したタイトルセクション機能を実装しました。これまでアーカイブページ中心だったタイトル表示の調整を、個別投稿・固定ページにも広げています。
- Standard レイアウト: 従来の埋め込み型タイトル
- Cover レイアウト: フルワイドの画像背景付きタイトルセクション
2. タイトルのデザイン制御をカスタマイザーで統一
Design タブに Title セクションを追加し、フォント、サイズ、ウェイト、行高さ、テキストカラー、背景カラーなどをまとめて調整できるようになりました。投稿・固定ページのタイトル表示を、サイト全体のデザイン方針に沿って統一しやすくなっています。
変更点ハイライト(v1.1.2)
1. メニュー位置とサイドバーIDのプレフィックスを廃止
メニューのロケーション名とサイドバーIDのプレフィックスを整理し、識別子をよりシンプルにしました。運用時の可読性と、独自コードを書く際の扱いやすさを意識した更新です。
2. do_sidebar のデフォルトウィジェット出力を廃止
サイドバー未設定時に自動で表示していたデフォルトウィジェット挙動を見直しました。表示の予測可能性を高め、不要な出力を減らす方向の調整です。
利用者への影響と確認ポイント
v1.3.0 を使用する方
- Primary 色を明るめに設定している場合は、Primary Contrast の色を見直すとボタンやバッジの可読性を改善できます。
- 子テーマや追加CSSでタームバッジ、ページネーション、ヘッダーメニューを上書きしている場合は、色やホバー表示にズレがないか確認してください。
v1.2.2 を使用する方
- WordPress 7.0 へ更新予定なら、このバージョン以降へ上げておくと安心です。
v1.2.0 を使用する方
- タイトルセクション機能は自動で既存ページへ強制適用されません。必要に応じて各投稿・固定ページで Title Position を設定してください。
- Cover レイアウトを使う場合は、アイキャッチ画像や背景設定もあわせて確認すると意図した見た目に整えやすくなります。
v1.1.2 を使用する方
- メニュー位置名やサイドバーIDを独自コードで参照している場合は、子テーマやカスタムコード側の識別子を確認してください。
- サイドバー未設定時の表示に依存していた場合は、表示有無を一度チェックしてください。
次のアップデートに向けて
Apuraは、軽量性とカスタマイズ性を保ちながら、日々の調整で効く改善を積み重ねています。今回の v1.3.0 は大きな新機能追加ではありませんが、配色設計の自由度と見た目の整合性を底上げする更新でした。今後も操作変更を伴う大きなアップデートがあれば、個別記事で詳しく解説します。
