パンくずリストは、訪問者がサイト内のどの位置にいるかを示すだけでなく、検索エンジンにページ構造を伝えるSEO要素としても重要です。
Apuraではこの機能を標準搭載しているため、プラグインを追加せずにカスタマイザーから表示位置や対象ページを設定できます。この記事では、設定手順とSEOプラグインを併用する場合の注意点を解説します。
パンくずリストとは(ユーザビリティとSEOへの効果)
パンくずリストとは、「ホーム > カテゴリー > 記事タイトル」のように、現在表示しているページがサイト内のどの階層にあるかを示すナビゲーションのことです。
パンくずリストには、主に2つの効果があります。
- ユーザビリティの向上: 訪問者が今どの階層を見ているかを把握しやすくなり、上位階層への移動もスムーズになります。
- SEOへの効果: 検索エンジンにサイトの階層構造を伝えやすくなり、検索結果にパンくずリストが表示されることもあります。
Apuraはパンくずリスト機能を標準搭載
パンくずリストは、SEOプラグインの機能として提供されることが多い項目ですが、Apuraではテーマ本体に標準搭載されています。
そのため、パンくずリストを表示するためだけにプラグインを追加する必要はありません。表示位置や表示対象ページは、すべてカスタマイザーから設定できます。
設定方法(カスタマイザー → General Options → Breadcrumbs)
パンくずリストの設定は、次の場所から行います。
- WordPress管理画面で 外観 → カスタマイズ を開きます。
- General Options パネルをクリックします。
- Breadcrumbs セクションを開きます。
このセクションには、表示位置を決める設定と、表示対象ページを決める設定がまとまっています。
表示位置・表示対象ページを設定する
まず Position で、パンくずリストを表示する位置を選択します。
| 選択肢 | 表示位置 |
|---|---|
| After Header | ヘッダーの直下 |
| Before Footer | フッターの直前(コンテンツの最後) |
次に Activation で、パンくずリストを表示するページの種類を個別にオン・オフできます。
| 項目 | 対象 |
|---|---|
| Homepage | トップページ |
| Archives | カテゴリー・タグ・日付などのアーカイブページ |
| Pages | 固定ページ |
| Single Posts | 個別の投稿ページ |
| 404 page | 404エラーページ |
トップページは表示するとパンくずリストの内容が「ホーム」のみになるため、初期状態ではオフになっています。サイトの構成に合わせて、必要な項目だけをオンにしてください。
また、固定ページ・投稿ページでは、個別の編集画面からもパンくずリストの表示・非表示を切り替えられます。編集画面のサイドバーにある「レイアウト」関連の設定項目で Disable Breadcrumbs をオンにすると、そのページ・投稿だけパンくずリストを非表示にできます。
SEOプラグインを併用している場合の注意点(重複表示の回避)
Yoast SEOやRank Mathなど、パンくずリスト機能を持つSEOプラグインを併用している場合、Apuraのパンくずリストとプラグインのパンくずリストが両方表示されてしまうことがあります。
その場合は、次のいずれかの方法で重複を避けてください。
- SEOプラグイン側のパンくずリスト機能を無効化し、Apuraのパンくずリストのみを使う
- Apura側の Activation をすべてオフにし、SEOプラグインのパンくずリスト機能のみを使う
どちらを使うかはサイトの運用方針によりますが、一方のみを有効にして、表示の重複や構造化データの重複出力を避けることをおすすめします。構造化データとの関係については、Apuraの構造化データ機能の解説記事もあわせて参考にしてください。
まとめ
Apuraのパンくずリストは、General Options → Breadcrumbs から、表示位置(After Header / Before Footer)と表示対象ページ(Homepage / Archives / Pages / Single Posts / 404 page)を設定するだけで利用できます。プラグインを追加する必要はありません。
SEOプラグインのパンくずリスト機能と併用する場合は、どちらか一方に絞って表示の重複を避けるようにしましょう。